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「大森杯」日本語教師・教育体験手記コンクール受賞者発表

日本僑報社 中日桥段 2022-08-10

日中国交正常化50周年記念 大森杯」日本語教師・教育体験手記コンクール受賞者発表

【日本僑報社発】8月8日、大森杯・中国の日本語教師・教育体験手記コンクール実行委員会は、「大森賞・最優秀賞」をはじめ、特別優秀賞と優秀賞の受賞者名簿を発表しました。

日中国交正常化50周年記念企画として開催している「中国の日本語教育の実践とこれからの夢-「大森杯」日本語教師・教育体験コンクール」(協力:国際交流研究所・大森和夫、大森弘子)には、中国各地から多数の応募作が寄せられました。実行委員会は一次選考と二次審査を経て、下記の通り受賞者を決定しました(敬称略)。

◆大森賞(最優秀賞)

 鈴木朗・通化師範学院

 陶 金・大連海事大学

 ◆特別優秀賞

 潘貴民・吉首大学

 日下部龍太・清華大学

 ◆優秀賞 25名

 リストはこちらhttp://duan.jp/oomorihai/29.htm

大森賞(最優秀賞)の賞金各10万円、特別優秀賞の賞金各3万円の他、全ての受賞者に賞状及び受賞作品集、さらに、「日本語教材『【日本】という国』」(大森和夫・弘子編著、2022年5月刊)等を贈呈します。


「大森杯」日本語教師・教育体験コンクールは日中両国から注目を浴び、毎日新聞、日中友好新聞、国際貿易新聞などメディアをはじめ、多くのSNSに募集要項を取り上げて頂きました。

古谷浩一朝日新聞論説委員ら審査員からは、「体験記は感動的で、驚きをもって読みました」「皆さんの受賞作は日本語教育への情熱と成果が十分に反映されているほか、文章に読者の心を動かす力があります」などのコメントが寄せられました。

今年9月には受賞作品集『中国の日本語教育の実践とこれからの夢』(仮題)の刊行、10月下旬には表彰式及び「日本語教育シンポジウム(仮称)」の開催を予定しています。



【再録】日中国交正常化50周年記念出版 大森和夫・弘子編著『夫婦の「日中・日本語交流」34年』刊行決定


【日本僑報社発】日本僑報社は8月2日、日中国交正常化50周年記念出版として、『《中国の大学生》の〝日本への思い〟と〝心の叫び〟―― 夫婦の「日中・日本語交流」34年』(1988~2022年、大森和夫・弘子編著、日本僑報社刊)を9月に発売決定したことを発表した。


本書の【内容紹介】は下記の通りである。


一人の中国人留学生との出会いが、大森和夫・弘子夫妻の34年間にわたる「日中・日本語交流」の始まりだった!「自宅の四畳半」を活動拠点にした大森夫妻の「日中・日本語交流」34年間の記録。


「〝日本嫌い〞の中国の若者を一人でも減らしたい」「日本と日本人をもっと知ってもらって、〝日本ファン〞を一人でも増やしたい」と願い、手作りの日本語教材を中国へ約34万7千冊寄贈。主催した「日本語作文コンクール」は1989年〜2021年の計25回に中国からの応募者総数3万7,113人に達した。大森夫妻が出版、寄贈した季刊誌【日本】、日本語教材【日本】、【新日本概況】は日本の社会、歴史、伝統文化、最新事情などの豊富な内容を読みやすい日本語で紹介し、中国で日本語を学ぶ大学生や日本語教師の絶大な支持と信頼を集め、幅広く活用されている。そして夫妻の日本語教材で勉強した学生たちが教師になり、中国の日本語教育の発展に大きく貢献し、相互理解、日中友好の輪が大きく広がっている。


240頁(巻頭カラー16頁)の本書では、《中国の大学生の〝日本への思い〟と〝心の叫び〟》を知ってもらうため、「34年間」の「中国の大学生」の《作文(全文、抜粋)=96人、俳句=22人、寄贈した日本語教材の感想=学生・56人、日本語教師・39人など、アンケート回答(抜粋)=100人》、を収録している。


日中交流の架け橋となり、多大な貢献をされた大森夫妻の34年間の活動を、中国の大学生や日本語教師からのメッセージや豊富なカラー写真とともに振り返る。国際交流や教育に関心をもつ、すべての方におすすめする一冊!


【編著者の略歴】

大森和夫(おおもり かずお)

昭和15年(1940年)東京都生まれ。

東京都・九段高校卒。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒。

朝日新聞記者(大分支局、山口支局、福岡総局、大阪・社会部、調査研究室、政治部、編集委員)を経て、平成元年(1989年)1月、国際交流研究所を開設。


大森弘子(おおもり ひろこ)

昭和15年(1940年)京都府生まれ。

京都府・西舞鶴高校卒。京都女子大学短期大学部家政学科卒。

京都府・漁家生活改良普及員(地方公務員・3年間)。

「季刊誌【日本】」、「日本語精読教材【日本】」、「日本語教材【日本】」、【新日本概況】、「デジタル版・日本語教材『【日本】という国』」の各編集長。



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